みねらる備忘録

人生についての徒然・・・(2016/12~他ブログから引越し)

浅田選手新コーチ決定

オリンピックお疲れ様な浅田選手が、また美麗プログラムを…

新EXプログラム ショパンの「バラード第1番ト短調

彼女ほどクラシック曲が合う選手もそういないと思います。
ビロードのように滑らかに氷の上を滑っている姿は可愛い象徴である「妖精」から
女神」へ進化しているようにも思えます。


この女性が、あの荘厳な「鐘」プログラムを演じきった人間だとは(; ・`д・´)↓↓

2010 世界選手権FS ラフマニノフ「鐘」

人間ってすごいですね。
…浅田選手がすごいのか。

そういえば…古い話題かもしれませんが、浅田選手のコーチが佐藤信夫氏に決定しましたね。
基礎を大事にするコーチなら、浅田選手にピッタリだと思います。
トリプルアクセルも勿論なのですが、修正箇所をキッチリやる浅田選手には素晴らしいコーチ!

オーサー氏がどうのとはやし立てる国内外のマスコミは放っておきましょう!!

浅田真央選手…ときたら、キム・ヨナ選手が出てくるのですが…
彼女の今年のプログラムはまさに「点取り」のための構成と思われます。
GOEのためなら、どや顔がどーのこーの言われてもそれが「構成」なら万事OKだったんでしょう。
それは、きっと彼女も解って滑っていたのだなーと、あらゆる方面から見て取れます。
結果、世界最高得点&バンクーバー金メダルをGETできたのですから。

アスリートとしてではなく、その「執着心」や「努力・忍耐力」に脱帽です。
(いろんな意味で。)

来シーズン、彼女はどうするのでしょうか。
TOPまでのぼりつめてしまって、次どうするか!?という選択は、
アスリートでなくとも色々悩むところですよね。


私は、彼女のプログラムでは「あげひばり」が好きです。

キム・ヨナ選手の儚さや可憐さを引き立てるプログラムですよね。

オーサー氏について、違う部分を見出すはずが…ルール改正によって、GOE優先の
プログラム(「007」など)に変えてしまったことが分かれ道だったのではないかと思います。
オーサー氏も悪いコーチではありませんが、オリンピックシーズンという部分で先走った所が
あったのかもしれませんし、これが本来の彼のコーチングなのかはキム・ヨナ選手しか知りえませんが。

自分で、自分の弱い部分…体力とか、柔軟性とか、
そういう部分を強化する取り組みではなく。あくまでも「加点」、「加点」、「加点」…
それはもうスポーツじゃないですよね。
それでTOPに立っても、嬉しくないんじゃないでしょうか。

彼女の発言にもチラホラありますが
スケートは辛いもので、ジャンプは最も辛いもの
…普段の練習の厳しさが伝わってくる痛々しい言葉ですが、一方では他の韓国選手の意見で
彼女が優遇され、彼女がワガママだという報道もあります。(真実は相変わらず闇の中ですが)
また、彼女の母親が色々と介入し、問題になっているという現実もあります。
オーサー氏の騒動については、母親が大きく動いていたようですね。

その他に、国単位でお金が動いてたとか、買収だとかそういうニュースを聞きますが
フィギュアは演技によるスポーツですので、バスケやバレーなど…得点を得る事による勝敗で
決まるわけではない分、そういった疑惑も浮上しやすいんだと思います。

フィギュアのファンとしては、どの選手も応援したいのに…
そんな外側の騒動で印象づけられた選手はたまったもんじゃないでしょう。

フィギュアスケートって、技術と芸術が織り交ざった素敵なもののハズなのに
メディアがこぞって「対決!」やら「勝敗!」を選手の意図せず勝手に展開させるので
鬱陶しくてしょうがありません。特に日本のメディア!
意図的にいい解説を消したり、表彰式を消したり…呆れます。悪徳情報操作の極みです。
しかし、現地に赴けずテレビや新聞でしかフィギュアスケートを見れない大多数のファンに
とって、メディアは必須のものですよね。
どうか、改変せず「ありのまま」の選手たちを写して欲しいです。お願いです。

どの選手も、いいプログラムやいいコーチ、いいコンディションで試合に臨み
ISUの評価が邪な力によって傾くことなく、適正な審判のもと
美しいスケーティングを見ることが出来れば幸いです。


来シーズンはどうなるのかなー。
期待と不安でいっぱいです。