みねらる備忘録

人生についての徒然・・・(2016/12~他ブログから引越し)

苦から幸を掴むこと

ベトナム戦争から30年くらい・・・

明日、ドクさんの結婚式がベトナムで行われるそうです。
お兄さんのベトさんは寝たきりだけど、生きています。
ドクさんが通っていた病院には、今でも枯葉剤の影響を受けて
奇形児として生まれてくる子が沢山いるそうです。

いわゆる、戦争を知らない世代にまで生々しく爪あとを残す
そういう事はやっちゃいかんですよね。

ドクさんは、取材に対して
枯葉剤を撒いたのはアメリカ人ではない。アメリカ政府です。」
って言っていました。

凄いなぁと思った。
どこぞかのお国ならば、“○○人はみんな同じだ〜”って
領事館とかに火をつけちゃいそうな感じですけどね。
で、占領したツケ払え〜とか言って国旗燃やしそうなもんですけどね。

まぁそれは置いておいて、
アメリカ人の人は1960年から15年続いたベトナム戦争を、
次の世代次の世代へと残していっているんだろうか?
それだけが気になります。
私たち日本人も、負の歴史があるように、どの国にも負の歴史は
あると思うんだけど、それを次の世代に伝えていかなければ国は
発展しないと思うんですよね。
それは、政治とか国家とかそういうでっかいレベルじゃなくても、
おじいちゃんから聞いたり、資料館へ行ったり・・・
そういう経験をすることによって、成り立つものだと思うのです。

例を挙げると、第2次世界大戦でのナチスの行いをドイツの人が
ユダヤ人の人間から学ぶように。
今更、国境で区別したって仕方ないんです。

だってよ?例えばなんかこう、凄い放射線とかが撒き散らされたと
するじゃん
それでさ、放射線とかって飛沫するわけで、国境なんて関係ない
じゃん?
死ぬ人は死ぬ、生きられる人は生きるんだよ。

難しいね、世界って。


親戚でも何でもないですけど、祝うってのは良いもんだ。
明日、ドクさんご結婚おめでとう(*´д`*)ノ